ここ最近、太陽光パネルに関する最新技術情報を目にする機会が増えてきました。何でも主要材料となるヨウ素は世界の中でも日本の産出量は高くチリに次いで2位。期待大ですね。実用化は2020年台後半との事。このプロジェクトとうまくマッチすれば、飛行船の船体に太陽光パネルを付けられると面白いかもしれませんね。
産官連携で東京都と積水化学が研究を進めている薄型軽量タイプの太陽電池についてnewsで取り上げられていました。積水化学工業㈱HPリンク先はコチラ↓
https://www.sekisui.co.jp/news/2023/1388526_40075.html
こちらはimpress watchさん記事より「KDDI、曲がる太陽電池を使った電柱型基地局」
リンク先はコチラ↓
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1552370.html
この素材の重量は1平方メートル当たり約250グラムだそうです。この重さで晴天時どの程度の電力を生み出せるのか?にもよりますが、飛行船の推進力や揚力の制御、制御するためのデバイスなんかの電力供給に充てられたら、もしかすると完全再生エネルギーによる自立飛行が可能かもしれません。勿論、地上側からのコントローラーなど厳密には完全0には出来ないかもしれませんが、ドローンと比較すればその差は歴然になる事が予想されます。。。
以前、飛行船の書籍を読んだ時、飛行船の高度を制御する方式はヘリウムガスを抜く方式が採用されていました。最初、熱気球のように温度管理でやるのかなと思っていたのですが、高度や温度管理を誤ると破裂の危険もあるようです。
私の素人考えではヘリウムガスを抜くという方式にはあまり賛同したくないんですよね(勿体ないじゃん)。なので、別の揚力制御が出来る装置があると良いのでは?と思っています。
飛行船は浮力を簡単に得る事が出来る半面、高低を制御するのが難しそうです。この点、熱気球なんかは比較的楽そうですよね。温度の制御で高低を制御出来るわけですから。。。気象観測や通信機器、アンテナなど推進が不要な装置であるならば、熱気球+太陽光パネルの方が適しているかもしれません。
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