ペロブスカイト太陽電池を使用して熱気球を飛ばす事は出来るのだろうか?そのような会話を以前、Chatgptとした事がある。Chatgptからの回答としては要約すると面白い発想ではあるが、課題がいくつかあるとの見解だった。
その時の会話というかChatgptの回答を紹介したいと思う。
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1.ペロブスカイト太陽光パネルの効率と重量: ペロブスカイト太陽光パネルは軽量で効率が良いことで知られていますが、熱気球のカバー全体をこれで覆うと重量が増加し、十分な浮力を確保するためにはより多くの熱が必要になります。
2.電熱線のエネルギー要件: 熱気球を飛行させるためにはかなりの量の熱が必要です。太陽光パネルが生成する電力がこの要件を満たすかどうかは、パネルの効率、太陽の照射量、および気球のサイズに依存します。
3.天候と夜間の制約: 太陽光パネルは日中のみ動作するため、夜間や曇りの日には別の熱源が必要になります。
4.安全性と制御性: 電熱線を使用するシステムは、従来の炎を用いるシステムと比べて、異なる安全性や制御性の問題を生じる可能性があります。
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ここまでがChatgptの回答。
さて、気体を温めるための熱源をガスによる燃焼という化学変化から得ているわけだが、太陽光パネルから得られる電気エネルギーを熱エネルギーに交換するよりも前者の方が圧倒的に大きいという事だと思われる。CO2排出量や再生可能エネルギーという観点では後者の方が優位であるのは間違いないと思われるが、気球を浮かすために必要なカロリーの絶対量としては乏しいという事だと思う。
私は最終的にはエネルギーを最小限にして、無人でモノを運んだり、農薬を撒いたりするための働く飛行体を作りたいのだが、やはり安全性というのはどうしても無視出来ない。無人なだけに万一、コントロールが不能になった場合、ガスを燃焼させる機構が制御不能になってしまったら、、、。と考えると非常に恐ろしい。その点、ヘリウムガスは安全面では有利だ。
しかし、熱気球とペロブスカイト太陽電池フィルムの組み合わせも非常に魅力的ではある。
時々悩んでしまうが、基本的には飛行船を作りたいと考えている。
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